文星閣は、創業から70年を超える歴史を持つ総合印刷会社です。出版・商業印刷を中核に、紙媒体を活用した多様なソリューションを提供し続けてきました。
私たちは単なる印刷会社ではありません。「何を印刷するか」ではなく、「印刷を通じて何を届けるのか」「印刷の価値をどう再定義するか」という本質的な問いに日々向き合いながら、ものづくりと情報伝達の可能性を探求しています。
そうした取り組みの一環として、2024年よりスタートしたのが文星閣の共創型オープンイベント――『ハピネスアワー』です。
せっかく新しい設備が入ったのに、お客様に見てもらう機会がない……
見学に来た方の驚きや喜びが、現場のモチベーションにもなる!
そんな現場スタッフの素朴な声をきっかけに、「リアルな現場の価値」を伝える時間を設けることになりました。
文星閣では、日々の改善や技術革新が当たり前のように行われています。しかし、そうした現場の知恵や工夫は、往々にして“語られずに終わる”ものでもあります。
その価値を見える化し、社内外の共創を促す時間として、私たちはこのイベントを“ハピネスアワー”と名づけました。
文星閣が展開する4つのビジネスドメインは、ハピネスアワーの中で相互に交差し、その全体像を体験として伝える設計になっています。
出版・商業・販促など多様なニーズに対応し、小ロット多品種・短納期を実現するためのオペレーション体制。
営業・制作・製造が連携することで、単なる印刷受託に留まらない価値提供を行います。
企画・編集・デザイン・データ処理をワンストップで担い、印刷物を顧客の課題解決や目的達成に導く提案力が強みです。
印刷を「成果につなげるための手段」として再設計する伴走型ディレクションを推進しています。
多色印刷やコーターによる高演出力、水なし印刷による環境対応、UV印刷・LIMEX・蛍光インキ・金銀印刷など多様な特殊印刷に対応。
高度な色合わせ技術と、それを現場と顧客の間でつなぐ生産管理・営業推進体制によって、安定した品質と提案力を両立しています。
自社開発の印刷SaaS『プリナビ』を軸に、営業・製造・顧客の情報共有をクラウドで一元化。
FAX文化の残る業界において、受注〜納品確認〜請求までをデジタル完結させるモデルの構築を目指しています。
属人性の排除と情報資産の活用によって、製販一体のDXを現場起点で実装しています。
昭和島工場では、下記のような技術や設備を“実演型”で体験いただけます。
こうした工程の裏側を“見える化”することで、印刷が単なる加工作業ではなく、設計力・判断力・連携力が求められる「知的労働」であることをご体感いただけます。
文星閣が開発・運用するクラウド印刷進行システム『プリナビ』では、以下のような業務が可視化され、連携されています:
ハピネスアワーでは、実際のデモ画面を触りながら「業務がどう変わるか?」を直感的に体験できます。特に、FAXや口頭指示に頼りがちな現場の方にとって、“具体的な解決策”としての説得力をもっています。
文星閣では、「環境に配慮しながら、表現力を追求する」ことをテーマに、以下のような選定・比較をワークショップ形式でご提供しています:
こうした体験を通じて、広告代理店や制作会社とのコラボ企画や、新商品の開発支援などに実際につながっています。
文星閣では、顧客の課題・目的に応じて、個別見学会やプロジェクト連動型のワークショップ開催も可能です。
「印刷をどう活かすか」から考えたい方には、営業・製造・ディレクターが伴走しながら、課題に応じた開催内容をご提案いたします。
日付 | イベント名 | 内容 |
---|---|---|
4月24日 | 新入社員歓迎&印刷業界体験会 | 全自社・協力会社の新入社員を対象にした現場体験・素材比較ワークショップ。 |
7月10日 | 『プリナビ』Ver.1.0リリース記念 × ハピネスアワー | DX紹介・現場体験・素材比較・共創型ワークショップ |
9月18日 | 通常開催 | 現場見学・プリナビ体験・事例研究会など |
10月23日 | 通常開催 | 環境印刷・高付加価値印刷の最新事例を中心に |
12月11日 | 年末DX祭 | 年間成果発表・新機能紹介・社内外表彰 |
製造現場を見た後に印刷物を受け取ると、説得力がまるで違います
ITツールと現場がここまで連携していることに驚きました
若手メンバーの研修にもなり、社内にも良い刺激になっています
紙とWebをつなげる取り組みを、実際の手触りで感じられて有意義でした
次回開催について
📅 日時:2025年7月10日(木) 16:00〜19:00
📍 会場:文星閣 昭和島工場
👥 参加無料・事前申込制(定員あり)
🔗 お申し込み:Googleフォームはこちら
📩 個別開催・パートナー提案・取材依頼など:
文星閣 営業戦略室(担当:中西)
印刷の仕事は、完成品だけでは語れません。
設計、調整、試行錯誤、そして人の目と手による判断。それらが重なり合って、初めて「価値ある一枚」が生まれます。
ハピネスアワーは、そんな“見えない価値”に触れ、共に語り合い、未来の印刷を考える時間です。
印刷の可能性、DXのリアル、ものづくりの奥深さに触れたい方は、ぜひこの共創の場にご参加ください。
🚢 文星閣の取り組みは「DX航海日誌」でも随時発信中。ぜひあわせてご覧ください。
文星閣一同、心よりお待ちしております。