
本番同様の校正で、スムーズな進行を
色調要求度が高い印刷物は、本機校正を用いることでより正確な確認が可能になります。印刷物の内容に合わせてより最適な校正方法を用いることで、品質面でのトラブル回避とともに、スムーズな進行にも繋がります。
色校正の種類

本機校正
ほんきこうせい
文字どおり、本番と同等の印刷機・インク・紙を使用するため本番同様の色調確認が可能になります。通常の校正と比べ、枚数も数十枚単位で納品でき、仕様によっては本紙校正よりもコストを抑えられるケースもあります。
本紙校正
ほんしこうせい
校正用の平台印刷機で本紙を使用するため、より本番に近い色調を確認することができます。特色も使用でき一般的な色校正として利用できます。1枚ごとの印刷になるため、ページ数が多い冊子などはコスト面とスピード面でデメリットになる場合があります。
簡易校正
かんいこうせい
カラーマッチングにより色調管理したインクジェットプルーフです。表面がつるつるとした専用紙で出力するため、仕上がりの印象が異なる場合があります。性質上、網点によるモワレ(視覚的に発生する縞模様)などの確認ができません。また特色は疑似表現になります。本紙校正、本機校正と比べるとコスト面・スピード面ではメリットがあります。