印刷会社の未来を創造する
ABOUT US
文星閣は、東京都・大田区昭和島にある創業78年の印刷会社です。 CDジャケット、アーティストグッズ、書籍、カード類など、 色と仕上がりにこだわる仕事を多く手がけてきました。 都内最大級の工場は「刷版」と「印刷」に特化し、5色・6色機を中心とした多色印刷の技術力と、 水なし印刷による環境対応で、企画ものやこだわり案件にも柔軟に対応しています。 最近では、プリナビという注文管理システムを自社開発し、 見積・受注・進行管理をまるごとオンライン化。 工場内の生産DX(KP-Connect連携・工程可視化)も進み、 「老舗だけど、一番進んでる」と言われるような現場づくりを進めています。 印刷にしか出せない“質感”を守りながら、 仕組みと働き方は、次の世代へ。 文星閣は、今の印刷のリアルと、その先の可能性を行き来する会社です。
Our FACTORY
高品質と技術力を支える 文星閣の印刷機械ラインナップ
印刷は、現場で決まる。
文星閣の工場は、こだわりに応えるための「プロの現場」です。
文星閣はオフセット印刷機8台・66胴を保有し、24時間355日体制で稼働しています。特色印刷、水なし印刷、UV印刷、厚紙対応など、複雑な条件を"同時に"叶えるための設備が整っています。
「特色を使いたいけど、納期は短い」
「CDジャケットもパッケージもこだわりたい」
「小ロットだけど品質は譲れない」
そんな"難しい印刷"を、文星閣は設備で実現します。
For EARTH|環境対応への取り組み
1985年に「水なし印刷」の研究に着手して以来、 文星閣は日本の印刷業界における環境対応印刷のパイオニアとして歩んできました。 これまでに培った知識と経験をもとに、用紙・インキ・工場運営・印刷方式・電力・CO₂削減の6つの視点から、 お客様の印刷物に最適な環境対策をご提案します。
文星閣はFSC®認証を取得して...
環境対応印刷をフルサポート
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第2回 脱炭素経営EXPO【春】...
脱炭素経営における印刷物
文星閣・水なしSTORY
水なし印刷とSDGsの関連性
石灰石を主成分とした新素材...
2022年 脱炭素経営EXPO【春】...
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カーボン・オフセット
水なし印刷
水なし印刷の網点再現性
ACCESS
【公共交通機関をご利用の場合】
○東京モノレール
浜松町駅から羽田空港第2ビル駅(路線区間)
「昭和島駅」下車 徒歩7分
○京急急行バス
大森駅行き昭和島循環バス
「昭和島1丁目」停留所 徒歩10分
ご来訪者様へ
お車でお越しいただいた場合、弊社駐車スペースに限りがございます。
なるべく公共交通機関をご利用いただきますようお願い申し上げます。
出荷について
出荷受付時間 7時30分~
(出荷開始時間は8時00分~)
到着しましたら受付を行い車両で待機して下さい。(荷物の準備ができたものからお電話にてご連絡いたします)
※受付はシャッター正面右側にございます。
入荷について
入荷受付時間
(火~金) 10時~12時・13時~16時
(月・祝日明け) 午前無し・13時~16時
(土日祝) 10時~12時・13時~15時
※出荷の状況により前後することがありますがご了承ください。
16時(土日祝は15時)を過ぎる場合は必ずご連絡ください。
連絡先:090-9677-6278
※ご連絡がない場合、16:30(土日祝は15:30)を過ぎると荷受け出荷場のシャッターが閉まります。
※カーナビやスマートフォンの地図アプリなどで所在地をルート検索すると正しく表示されない場合があります。検索する場合は「東京都大田区昭和島1丁目5番32号」での検索をお願いいたします。
HISTORY
文星閣の歴史は、明治30年(1897年)にまで遡ります。
創業者・奥 並継が掲げたのは、「文学をひろめる出版業の世界で、星のように輝きたい」という志──
この想いを社名「文星閣(ぶんせいかく)」に込め、東京・湯島で出版業を始めたのがその原点です。
時代は流れ、戦争による混乱と事業の停滞を経て、
1948年(昭和23年)、その志を継いだ奥 隆雄が大田区大岡山にて「文星閣印刷所」として事業を再興。
活版印刷から始まり、1962年にはいち早くオフセット印刷へ移行。
文星閣は、戦後復興と高度経済成長の波に乗って、印刷会社としての基盤を築いていきます。
1970年代以降は設備投資を重ね、多色印刷や特色印刷への対応を強化。
1980年代には、環境と高精細印刷の両立を目指し、水なし印刷の研究と導入をいち早くスタート。
業界でもまだ珍しかったこの技術に、職人たちと共に粘り強く向き合い、磨き上げてきました。
1993年、創業家5代目・奥 継雄が30歳で社長に就任。
「印刷会社の社会的地位を上げたい」というビジョンのもと、
水なし印刷の普及と環境対応を経営の柱とし、日本WPA(日本水なし印刷協会)設立にも尽力します。
2000年代にはDTP・CTPの導入、BPO型印刷体制の確立、製版から印刷までの一貫工程の最適化を推進。
“印刷会社のための印刷会社”として、技術とスピードの両立を実現しました。
2019年には本社・工場を昭和島へ移転。
世界初の両面12色UV印刷機の導入と24時間365日体制の運用により、さらなる飛躍を遂げます。
しかし、2020年。コロナ禍で創業以来最大の赤字を経験。
翌年からCSOとして奥 武士が就任し、会長も社長に一時復帰。
外部取締役を迎えた新体制のもと、評価制度・組織・DX・採用・新規事業と、多方面にわたる再構築を推進しています。
そして今──
文星閣は「Beyond Printing|印刷会社を超えて、印刷会社の未来を創造する」という言葉を掲げ、
志と現場をつなぎ、紙と社会をつなぎなおす挑戦を続けています。
Our FUTURE
▼スローガン
印刷業海の海賊になる
Beyond Printing|Print for the Future
▼私たちの航海
旧時代の“楽園”となった印刷業界から、 文星閣は、情報産業という大海原へ出航します。 500年かけて築かれた印刷文化を武器に、 仕組みを変え、仲間を集め、業界を超えて価値を届ける。 誰かが決めたルールに従うのではなく、 自分たちの手で働き方と組織をつくり直す。 そして── 夢を分かち合い、自由を謡いながら、印刷の未来を創る。 それが、私たち文星閣のこれからの姿です。
▼Mission|何をするか
・印刷会社のための印刷工場として、業界と社会を支える
・プリナビやDXで、「未来に残せる印刷」の仕組みをつくる
・継承された技術と人材を次世代へつなぎ、挑戦できる文化を育てる
▼Vision|どこを目指すか
Print for the Future ─ 未来のために、刷る。
お客様の未来、印刷文化の未来、
地球と人の未来のために──
私たちは、“印刷を再定義する”会社でありたい。
▼Value|文星閣の強み
1. 印刷技術力|設備 × 教育 × 品質
文星閣の品質は「経験任せ」ではありません。
8台のオフセット機を軸に、技術教育カリキュラムと評価制度を整備し、誰が担当しても同じ基準で仕上げられる体制を築いています。
多色・UV・水なしなど幅広い案件に、安定した品質で対応します。
2. 現場力|判断力 × 対応力 × 24時間体制
24時間355日の稼働体制と、職人の判断力が現場を支えています。
急ぎ・難案件・仕様変更のような“現実的な課題”に対して、どうすれば実現できるかを考え抜く文化があります。
地に足のついた「やり切る現場力」が文星閣の土台です。
3. 営業・企画力|印刷+αの提案力
印刷だけでなく、販促・企画・デジタル領域まで理解した営業が、目的に合わせた実現可能性の高いプランを提案します。
広告・エンタメ・キャンペーンなど、運用を見据えた提案を大切にしています。
4. 自社開発DX|システム部 × 現場導線
受注・見積・進行・下版・在庫管理をつなぐシステムを自社で開発。
現場の導線を理解したシステム部がいるからこそ、“使えるDX”を高速に改善し続けられます。
プリナビを中心に、印刷現場とデジタルを一体化する仕組みを構築しています。
5. スピード&誠実さ|即レス × 連携 × 責任感
即レス・即判断・即手配を大切にし、部門横断で連携します。
最後まで責任を持つ姿勢が「頼みやすい会社」と評価されてきました。
トラブル時も素早く動く、その誠実さが文星閣の文化です。
▼Philosophy|志・自由・責任
志
文化の繁栄を止めず、夢を持って進む。
できない理由より、できる理由を考える。
自由
情報にアクセスし、提案し、行動できる。
仕事は「与えられるもの」ではなく、「つくり出すもの」。
責任
社会と環境に向き合い、学びを止めず、人と地球に貢献する印刷を選び続ける。
▼そして、これから
新しい航海に、地図はない。
けれど、志がある。仲間がいる。
そして、文化を未来へつなぐ使命がある。
文星閣は、印刷会社であり続けながら、印刷を超えていく。
それが、私たちの「Our Future」です。
主要印刷機の詳細スペック
| 印刷機名 | 特徴 | 最適な用途 |
|---|---|---|
| LITHRONE GX-1240RP(12色UV) | 世界初導入の両面12色UV印刷機両面6色同時印刷が可能プロセスカラーと特色を一括対応 | 両面フルカラー+特色高品質カタログアート系印刷物 |
| GX-1040RP(10色UV) | 両面5色同時印刷高い生産性 | 冊子・書籍の短納期両面印刷ページ物の効率生産 |
| 640SP 540SP | 高速処理安定した品質 | 冊子・書籍後工程連携がスムーズ |
| G-540(水なし) | 水なし印刷による高精細印刷滲みのない鮮明な色再現 | CDジャケットアーティストグッズ高精細が求められる印刷物 |
| S-640(UV) | 厚紙対応安定した色再現性×コーター付き特殊加工対応 | パッケージカード類厚紙印刷全般 |
| GL-640A(H-UV+UV) | 高感度UV×コーター付き特殊加工対応 | 厚紙+ニス+UVコート高級パッケージ光沢のある印刷物 |
| G-540(改造機) | UVと水ありのハイブリッド対応独自改造による高い汎用性 | 多目的印刷特殊仕様の印刷実験的な印刷物 |
CTPと品質管理体制
▼CTP出力設備
・毎時70版×2台体制
・夜間・週末も対応可能
・刷版~現像~搬送すべて自動化
・時短+安定供給を実現
▼高度な検査体制
・面付・プリセット連携でCIP3による色ムラ最小化
・PQA-S・SENSAIによる全数検査
・不良ゼロを目指す品質管理
・濃度・見当・紙種ごとのプリセット制御完備
環境対応への取り組み
文星閣では、高品質な印刷と環境配慮を両立させるため、以下の取り組みを行っています:
・水なし印刷(廃液ゼロ)
・植物油インキ/LIMEX/抗菌印刷
・グリーンプリンティング認証
・FSC®認証紙対応
・印刷機からCTPまで省エネモデル選定
工場の特長
文星閣の工場は、刷版と印刷工程に特化した専門工場です。断裁や製本などの後工程は外部と連携し、「印刷そのもの」の質に徹底して向き合っています。
稼働は24時間355日。5色・6色の多色印刷機を中心に、両面機は4台を保有しています。CDジャケットや書籍、アーティストグッズ、カード類など、色にこだわる案件に多数対応してきました。
さらに、工場全体の進行はKP-Connectによる可視化と、自社開発の進行管理ツールでリアルタイムに管理。ベテランの技とデータの力を掛け合わせ、「再現できる品質」を、仕組みとして提供する現場づくりを進めています。
印刷ディレクション|Printing Direction
印刷物制作における全工程をコーディネートし、成果を最大化。
印刷ソリューション|Printing Solution
文星閣のシステム提供・DX支援
文星閣は、自社開発の印刷受発注・進行管理システム 「プリナビ」 を活用し、見積から納品までの業務をオンラインで一元化しています。現在は社内利用に加え、全国の印刷会社・制作会社への提供も視野に入れ、業界共通のプラットフォームとして進化中です。さらに、プリナビやKP-Connectなどの導入支援を通じたDX推進サービスや、サーバー・ネットワーク構築、アカウント管理などを代行する情シス支援も展開予定。印刷現場の課題とIT課題を同時に解決し、業務効率化と生産性向上を業界全体で実現していきます。





















































