カメラ監視式 品質検査装置

― イレギュラーに発生する印刷エラーを、見逃さない ―
2021年 08月 26日 カメラ監視式 品質検査装置

イレギュラーに発生する印刷エラーを見逃さない

 

印刷品質を左右するのは、
頻発する不良よりも、むしろごく稀に発生するイレギュラーなエラーです。

  • 一瞬だけ出るピンホール
  • 数枚で消えるインキ飛び
  • ロット途中にだけ現れる油タレ・水ダレ

こうした不良は、
人の目による抜き取り検査では発見できないケースが少なくありません。

文星閣では、これらを前提リスクと捉え、
カメラ監視式の品質検査装置を実運用レベルで導入しています。


カラーカメラ検査がもたらす品質の違い

カメラ監視式品質検査装置は、
刷り出しから量産中まで全数を連続監視します。

  • 人が見逃す一瞬の異常
  • 肉眼では判断しづらい微差
  • ロット後半でのみ起きる変動

これらを、色情報として正確にキャッチし、
品質異常を即座に可視化します。

結果として、

  • 不良流出の防止
  • クレームリスクの低減
  • 再刷・刷り直しの回避

につながり、印刷品質の底上げを実現します。


小森コーポレーション

PQA-S(プリント・クオリティ・アシュアランス・システム)

菊全5色片面機2台/菊全5色両面機1台に標準装備

PQA-Sは、印刷中の品質をリアルタイムで監視するカメラ検査システムです。

特徴①:紙挙動を安定させる検査設計

  • 紙サイズ
  • 紙厚
  • 紙質
  • 紙目

これらに応じたエア制御のプリセット機能を標準装備。
検査ポイントでの紙挙動を安定させることで、
用紙の位置ズレによる誤検知を低減します。


特徴②:部分ごとの検査レベル設定

  • ベタ部
  • 写真部
  • 文字部

絵柄に応じて検査感度を部分的に設定可能
「厳しすぎて止まる」「甘すぎて見逃す」といった
検査装置特有のストレスを抑え、高効率な検査運用を実現します。


ウエブテック

SENSAI(ナンバリングシステム付)

世界初 6色両面UV機に装着

SENSAIは、高精度検査に特化したカメラ監視式品質検査装置です。

特徴①:SSS シートスタビライジングシステム

圧胴上での検査を可能にする
SSS(Sheet Stabilizing System)を搭載。

  • シートの浮き
  • 微細なブレ

を抑制し、検査精度を極限まで高めます


特徴②:微細不良から濃度変化まで検出

  • ピンホールなどの微細欠陥
  • 薄い地汚れ
  • 色ムラ・濃度変化

といった、人の目では見落としやすい異常を確実に検出します。

UV印刷や高濃度ベタを含む案件でも、
安定した品質監視が可能です。


抜き取り検査に頼らないという選択

印刷品質を
「経験」と「注意力」だけに委ねる時代は終わっています。

文星閣では、

  • 自走式分光濃度計による色管理
  • カメラ監視式品質検査装置による全数監視

を組み合わせ、
人と仕組みの両立による品質保証を行っています。


見えない不良を、見える化する

品質トラブルの多くは、
「起きたこと」ではなく「見逃したこと」が原因です。

文星閣は、
起きうるイレギュラーを前提に、
見逃さない仕組みを現場に実装しています。

それが、
高難度・高品質印刷を支える、もう一つの裏側です。

 

 

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