世界初、KOMORI RPタイプ「12色(6+6)両面UV機」がもたらす次元の違う生産力
― LITHRONE GX-1240RP の本質 ―
2025年 08月 20日
2019年、文星閣が導入した KOMORI製 RPタイプ両面印刷機
LITHRONE GX-1240RP は、
単なる「色数が多い印刷機」ではありません。
この設備の本質は、
6色×両面=12色を“ワンパス”で成立させる生産思想にあります。
RPタイプとは何か
― 両面印刷を「妥協なく成立させる」ための構造
RP(Reverse Perfecting)タイプとは、
紙を反転させることなく、表裏を連続して印刷する構造を持つ両面機です。
- 表面:6色(CMYK+特色・蛍光など)
- 裏面:6色(CMYK+特色・補色・調整色)
これを1回の通紙で完結させます。
従来の4色機・5色機で同等の表現を行う場合、
- 表刷り → 乾燥
- 再給紙 → 裏刷り
という2工程が必要でした。
その結果、
- 見当ズレ
- 反り
- 擦れ・裏移り
- 色再現のブレ
といった品質リスクが常につきまとっていました。
GX-1240RPは、この前提そのものを壊します。

「12色」という数字の本当の意味
この機械の12色は、
派手さのための色数ではありません。
表側6色
- CMYK
- 特色(DIC・PANTONE)
- 蛍光色
- 調色用補助色
裏側6色
- CMYK
- シャドウ強調用の補色
- 肌色・グレー安定用の調整色
つまり、
**写真・アート・ビジュアル表現を“破綻させないための色数”**です。
片面ずつ色を追い込むのではなく、
表裏を一体として設計できることが、RPタイプ最大の強みです。
H-UV × 両面 × 12色
― 高精細印刷を量産品質へ引き上げる技術
GX-1240RPは H-UV(高感度UV) を採用しています。
- 低温乾燥
- 即硬化
- ノンパウダー運用
これにより、
- ベタ+高線数
- 写真+特色
- 両面同時高濃度
といった難条件を安定して量産できます。
写真集やCDジャケットのように、
「1冊目と1,000冊目が同じであること」が求められる案件では、
この安定性が決定的な差になります。
A-APCが支える「段取りの思想」
GX-1240RPには
A-APC(全色同時刷版交換装置) が搭載されています。
- 12版同時交換
- 人為ミスの低減
- 準備時間の短縮
これにより、
多色・多版・多案件であっても、
生産性を落とさずに運用可能です。
「高品質=時間がかかる」という常識は、
この段階で崩れています。
向いている仕事、向いていない仕事
この機械が真価を発揮する案件
- CDジャケット・アナログレコードスリーブ
- 写真集・作品集
- アートブック
- ブランド系ビジュアルツール
- 高付加価値パッケージ
正直、向いていない案件
- 価格最優先の単純4色チラシ
- 色管理を必要としない大量バラ撒き印刷
GX-1240RPは、
「色を武器にする案件」のための印刷機です。
カレイドプラス・線数設計まで含めた提案
文星閣では、
- カレイドプラスによる拡張色域
- 線数・網点設計
- 表裏一体の色設計
まで含めて、この12色機を運用しています。
「この写真の空気感を壊したくない」
「CMYKでは足りない」
そんな要望に、設備ではなく“設計”で応える体制があります。
世界初である理由
GX-1240RPが世界初である理由は、
単にスペックを積み上げたからではありません。
・両面
・12色
・UV
・量産安定性
この4点を同時に成立させたからです。
表現と生産のどちらかを捨てる時代は、
もう終わっています。
この設備は、
「印刷で、どこまで表現できるか」を
本気で考えるための道具です。
高難度・高付加価値案件、
ぜひ一度、具体的にご相談ください。
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